TONA関連TONA INFORMATION

レポート

本レポートは、TONAに関連したテーマについて、金融市場のプロフェッショナルに向けて解説したものです。

なお、東京短資(株)及び東短グループのお取引先様で本レポートにご興味をお持ちの方は、当社グループの御社営業担当までご相談ください。

特別公開レポート:
ポストLIBORに関するQ&A

この夏以降、当社には数多くのポストLIBORに関するお問い合わせを頂きました。この場を借りて、質問内容と回答を抜粋してご紹介します。

Q1
「TLスプレッドとは?」
Q2
「ポストLIBORで、既存のTLスプレッドはどう変化するのか?」
Q3
「6カ月物ZTIBOR vs TONAベーシスのコンベンションは?」
Q4
「6カ月物ZTIBOR vs TONAベーシス」のヒストリカルデータの求め方
Q5
「TONAスワップと6カ月物ZTIBOR vs TONAベーシスから6カ月物ZTIBORスワップを求める際に、デイカウント調整は必要か?」

【付録Q】 3カ月物日米LIBORを交換するドル円ベーシスからSOFR/TONAベーシスに切り替わるにあたり、ベーシスのマイナス幅は拡大しました。理由は?その意味するところは?

特別公開レポート:
ポスト LIBOR 2021.12.03

2021年12月6日(月)以降には、円LIBORを参照金利とする金利スワップがJSCCの清算非対象となるのと引き換えに、幾つかの変更がJSCCより発表されています。この変更点についてご紹介します。 また、2021年11月1日、金融庁と日銀が共同で実施した「円LIBOR利用状況簡易調査」の結果概要が、日銀のHP上に発表されました。この内容を確認するとともに、これまで通り、11月の1カ月間にどのような進展があったのか、東京円金利スワップ市場での「ポストLIBORに向けての進捗状況」と、ターム物日本円RFRである「TORFの動向」を通してお伝えします。

レポート:
ポスト LIBOR 2021.11.10

2021 年10 ⽉、サムライ債の条件決定でTONA が初めて採⽤されました。サムライ債とは海外発⾏体による円建て債のこと。サムライ債を発⾏する海外発⾏体の多くは、ドル円ベーシススワップを使って、調達した発⾏代わり⾦(円貨)を⽶ドル資⾦と交換し、最終的に⽶ドル変動⾦利で⽶ドル資⾦を調達する形に変換します(付録で図解説明)。そのため、サムライ債の発⾏需要動向はドル円ベーシス相場に影響を与えることが知られています。現在、ドル円ベーシススワップはポストLIBOR に向け、⽶ドルと⽇本円の3 カ⽉物LIBOR を交換する形から、SOFR(:⽶ドルRFR)複利とTONA(:⽇本円RFR)複利を3 カ⽉ごとに交換する新しい形(:SOFR/TONA ベーシススワップ)へと移⾏しつつあります。そこで、今回のレポートでは、「サムライ債とドル円ベーシス」を特集します。

特別公開レポート:
ポスト LIBOR 2021.10.07

ポストLIBORに関してこの1カ月の間にどのような進展があったのか、東京円金利スワップ市場での「ポストLIBORに向けての進捗状況」と、ターム物日本円RFRである「TORFの動向」を通してお伝えします。また、「ターム物RFR(TORF)の利用が進まない日本円」について考えます。

特別公開レポート:
ポスト LIBOR 2021.09.29

「TONA 複利」は、「貸出」及び「債券」における円LIBOR の代替⾦利指標として第2順位に推奨され、また「デリバティブ」では、ISDA マスターに準拠し円LIBOR の代替⾦利指標として現在利⽤されています。しかし、⼀般的に、「TONA 複利」は⾮常に難しいもののように考えられています。その根本的な理由は、「TONA は単体で利⽤するものではなく、複利計算したものを参照⾦利として利⽤する」ことにあると思われます。そこで今回は、「TONA 複利」をより⾝近に感じて頂くために、その計算⽅法1をご紹介します。

特別公開レポート:
ポスト LIBOR 2021.09.07

前回のレポートでは、既存の取引(貸出・債券・デリバティブ)の中で利用されている円LIBORの代替金利指標の候補として、「TORF」と「TONA複利」を取り上げ、用語解説を中心に行いました。今回は、主にデリバティブの側面から、東京円金利スワップ市場での「ポストLIBORに向けての進捗状況」をお伝えします。

特別公開レポート:
ポスト LIBOR 2021.09.01

2021年12月末の円LIBOR公表停止を目前に控え、各金融機関及び各事業法人ではその対応に追われていると思います。LIBORのすそ野は広く、また金融商品や取引内容により対応が異なる場合がございます。まずはLIBORを利用している契約を洗い出すなどして現状を把握する必要があります。また、LIBORに直接関わってない方であっても、ポストLIBORに向けての進捗状況を知っておくことは有益だと思われます。そこで、円LIBORスワップの仲介業務を行っている東短ICAPから最新の情報を入手し、分かりやすさを心掛け、レポートを通して読者の皆様に広く情報提供していくというのが今回の趣旨となります。

マーケットデータに関するお問い合わせはこちらをクリック