月末の無担保コールO/N金利はほぼ横ばい。足許は地銀調達で▲0.008％が出合って寄り付き。その後は邦銀勢の調達で▲0.015％～▲0.006％が出合った。9時20分の即日オペが見送られた後は、国内勢調達で▲0.035％～▲0.006％が出合って前場終了。12時50分の即日オペも見送り。後場は閑散とした中、特段出合いなくすべて終了した。ターム物はショートタームで▲0.010％付近の出合い。13時に金利入札方式による全店共通担保資金供給オペ（2023/3/1～2028/3/1）が1兆円オファーされ、結果は応札額3兆245億円、落札額1兆10億円、按分レート0.110％（按分比率3.8%）、平均落札レート0.133％となった。無担保コールO/N加重平均金利速報値は前日確報値比▲0.001％の▲0.011％となった。（NK）

　本日のCP発行市場は、発行額・償還額ともになし。月末日とあって、発行案件なく閑散とした地合いが継続した。CP現先に関しては、0％程度の出合いがみられた。

T-Bill市場 　本日のT-Bill市場は堅調な地合い。本日実施された日銀買入オペは1,000億円規模でオファーされ、平均落札利回り較差+0.006％・全取り利回り較差+0.004％と引け値近辺の結果。流通市場では3M物が▲0.18％程度で出合い。

GC取引は、T/Nは▲0.09～▲0.08％の出合い。 SC取引は、2年431、432、434、442、443、444回債、5年債142、145、148、152、153、154、155回債、10年債358、359、360、364、365、366、367、368、369回債、20年債179、180、181、182回、183回債、30年債66、75、76回債、40年債14、15回債等に引合いが多く見られた。