市況コメントアーカイブMARKET COMMENT ARCHIVES

■1月11日水曜日 本日の市況
インターバンク市場
 無担保コールO/N金利は低下。足許は地銀調達で▲0.020%が出合って寄り付き。その後は国内勢調達で▲0.060%~▲0.020%が出合った。9時20分の即日オペが見送られた後は、邦銀勢調達で▲0.087%~▲0.010%が出合って前場終了。12時50分の即日オペも見送り。後場は閑散とした中、特段出合いなくすべて終了した。ターム物はショートタームで▲0.035%付近の出合い。先日付スタートの共通担保資金供給オペは見送り。無担保コールO/N加重平均金利速報値は前日確報値比▲0.003%の▲0.030%となった。
NCD・CP市場
 本日のCP発行市場は、償還額1,900億円に対して発行額3,700億円と発行超となった。大型案件中心に新規発行案件が散見。月初からの発行拡大の流れが継続した。CP現先に関しては、0%程度の出合いがみられた。 また本日実施されたCP買入オペは、オファー額が4,000億円(前回横ばい)となるなか、平均落札レート0.010%(按分落札レート0.002%)となった。
T-Bill市場
T-Bill市場 本日のTビル市場は堅調な地合い。本日実施された3M物入札は平均落札利回り▲0.1169%・最高落札利回り▲0.1057%と前回並みの結果。入札を順調に通過したことを受けて、流通市場では同銘柄が▲0.12~▲0.125%程度の出合い
レポ市場
GC取引は、T/Nは▲0.105~▲0.095%の出合い。 SC取引は、2年430、431、432、434、442、443回債、5年債142、145、148、152、153、154回債、10年債357、358、359、364、365、366、367、368回債、20年債178、179、180、181回債、30年債66、73、74、75、76回債、40年債14、15回債等に引合いが多く見られた。